家を建てるには土地が必要ですが、現在は土地を買うことより暮らしやすい環境を手にするという考え方が主流です。
例えば、景観や環境整備といった街づくりが自分の嗜好にあっているかとか、交通の便がいいかとか、教育施設・医療設備は充実しているかなどですが、
こういった流れの中で近年とても注目されているのが、「コモン」と「定期借地」という2つのスタイルです。
■コモン■
コモンというのは宅地をただ四角く区切って、そのひとつひとつが孤立してしまっているのではなくて、たとえば3つとか4つとかの区画の単位で、その住人しか通らないような小径だとか、そのエリアの象徴となるようなシンボルツリーの下にみんながくつろげるような共通の憩いの空間、これをコモンスペースというのですが、この一見ムダなように思える空間を宅地の中に配していく街づくりことなんですね。
自分の家や敷地からさらに外側を、自分のそして自分を含めた近隣住民の共有の住環境スペースとしてとらえられる暮らし方です。
残念ながら長野にはまだ少ないのですが、全国的には非常に注目されている手法で、近県の新潟県などでは自治体が関わる区画整理などでも積極的に取り入れられています。一般の宅地造成に対してコモンスペースというプラスアルファの造成が必要になってくる分、ほかに比べて土地価格が高くなることもありますが、先の新潟県の例で言いますと、平均1坪当たり3万円ほど高いにもかかわらず、まずコモンから売れていくほどの人気を得ています。
■定期借地■
定期借地とは、最低50年間の期間を区切って土地を借りることのできる制度で、その期間中は自分の土地と同じ感覚で、家を建て庭を造ったりして好きなように土地利用することができます。土地にお金がかからない分、建物にお金をかけてこだわりの家を建てたりその後の生活に生かしたり・・・土地を買う代わりにゆとりを手にするという考え方です。
土地がお金を生む時代が終わって、土地は「買う」時代から「活かす」時代に入っていますが、それを敏感に感じとっているアーティストや大学教授、医者などのインテリ層にこの定期借地の利用者が多いという傾向があるようです。

どちらも、家を建てたあとのご自分のライフスタイルをしっかりと見据えて選ばれているといったところでしょうか。

家の工法もさまざま、それに使う部材は何千種類とあり、価格もいろいろ。通常ハウスメーカーや工務店は、自分が得意とする工法やそれに使う部材を限定しているため、「こんな家がほしい」と思ってハウスメーカーや工務店を訪ねても、いつのまにかその会社の家なってしまうのが現状です。

また、住宅展示場を回ったり住宅雑誌を見たりして気に入った家が見つかると、その建築会社と契約をしますが、このとき一括請負方式といって、その建築会社とすべての契約を一括して行うのが一般的とされてきました。そのため、建築工事の各工程に、実際にはどれくらいのコストがかかっているのかということを、建てる方はほとんど把握できていないと思います。

■直接契約で多様な選択肢■
建てたい家を建てるためには、まずデザイン、間取り、工法、部材、設備などを決め、それを施工できる業者を探して、各業者と直接契約します。これを先の一括請負方式に対して直営方式といいます。元請けと呼ばれる建築会社のスタイルや方針に左右されることなく、ほんとうに自分が建てたいと思う家を建てるための方法のひとつといえます。
■原価公開と材工分離見積もり■
一括請負方式とは違い、各施工業者からの原価はそのまま公開され、不透明でムダの多い中間マージンをなくしてコストを明確にします。また可能な限り材工分離見積もりを行い、不要と思うところは省き、必要な部分により有効にお金をかけることができて、わかりやすくシンプル。
高品質のものをよりリーズナブルに手に入れるため、輸入建材や住宅設備機器も商社を通さず直輸入したり、国内のものでもメーカーからの直接仕入れをお客様に代わってコーディネート、サポートすることができますし、お客様ご自身がインターネットなどで建材や設備機器を手配し、それを使うこともできます。

個性的でこだわりのある家は高いと思われがちですが、発想と工夫でいくらでもやりようはある・・・そのお手伝いを私たちは行っているのです。






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